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写真整理はその目的で手段が変わります

目的がビジネス分野と個人のプライベート分野で大別できます。2つの違いは、整理すべき写真のボリュームの量的な差があります。

ビジネス分野の場合は、効率よく写真を探すことができること、使う用途に合わせて保存管理で、どの程度の規模をどの範囲期間保管するかにも配慮します。そして投資資金をかけて整理整頓します。
また、デジタルでの保存、アナログでの保存、検索のための管理があります。

プライベート分野は、写真を手軽に探せる、劣化しない保存など考え方は同じです。目的や使用しているカメラ機器(フイルム式カメラ、デジカメ、カメラ付き携帯電話、スマホなど)によって、整理方法が異なります。
注意しなければいけないことは、1枚の写真はサイズやフォーマット、保存メデイアなどデジタルとアナログでは、保管方法は異なります。

写真の技術変遷

写真は1839年に誕生し、技術の変遷を経てロール状のフイルムへ形態を変え、カラー高画質時代には写ルンですという使いきり簡単写真カメラが登場しました。
現在はデジタルカメラが主流となる中、スマートフォンを利用してインターネット経由で写真を拡散する目的へライフスタイルが変化しています

写真はプリントで見る楽しみから、ネットで共有する楽しさへ移行しています。技術の革新によって誰もが写真や動画を簡単に配信できる時代になりました。

最近の写真整理の目的について

プライベートの写真を整理する目的や理由は何でしょうか?

  • 写真アルバムの保管場所がないので整理する(親のアルバム整理)。
  • 自分の写真を家族や孫に見せるために、思い出の写真を整理する。
  • 身内の遺品整理の手段のために整理する。
  • 孫に伝えるためにとっておきの写真を整理する。

このような目的に大別でき、目的に対応した整理が重要です。

アナログ版の写真整理

昭和世代の人たちは、過去の写真はアナログ版である写真プリントが大半を占めています。いわゆるアナログデータ(プリント、フィルム)の整理です。

簡単に整理する方法は、12年区切りなどで10枚の写真を選択することで整理する方法が簡単になります。多くの写真からときめく写真を残します。

個人別に写真を分け、各々を幼少期、少年期、学生期、社会人など節目ごとに写真を仕分けます。思い出や記念、お気に入りの写真を選別します。写真選びの分類には、自分のみ、家族、イベント、グループなどで分類も効果的です。未整理の束になっている写真プリントも合わせて整理します。
節目ごとに写真が整理できたら、新しいアルバムへ収めます。

さらに写真のコメントを西暦、場所などを加えると分かりやすいでしょう。
集大成として、人生のヒストリ〜アルバムが完成します。人生記録となります。

写真整理の捨てる勇気

過去の写真を整理した結果、選別されなかった大量の写真はどうするか?
写真整理をするまで、過去の写真を手に取る機会がなかったということは、今後も手に取らない、見ない写真です。身の回りを整理すると思って、勇気を出して処分しましょう。しかしやっぱり捨てられない写真だと思ったら、選別写真へ移します。悩むなら、アルバムの様に一度まとめてみることです。

一度過去を整理することで、過去の写真の使い方や価値について、新たな視点も生まれてきます。デジタル化して保管しておけば再度みることも可能です。

デジタル写真の写真整理

デジタル写真は、手軽に保存できるために、デジタル写真は携帯電話(ガラケー)、スマートフォン、パソコンのハードディスク、ネットなどあっちこっちに保存され、きちんと管理していないのが多くの現状です。
またデジタル写真のデータ容量(画素数)、データ形式もバラバラです。

デバイスに保存している場合は、そのデバイスの紛失、故障、破損で写真データを見ることができなくなる可能性があります。最優先で1つのメディア(USBメモリ、SDカード、パソコンHDD)へまとめて保存します。
保存時にはファイル形式は汎用性のあるJPEGなどへ変換することをお勧めします。
*JPEG変換時には画質が劣化するので注意が必要です。

写真の仕分け

デジタル写真の仕分けは、スナップ(日常の記録)、趣味、旅行、学校、仕事などテーマ別フォルダを作成し、写真を移動します。必要に応じてテーマフォルダを増やしますが、フォルダ数が多くなると仕分けに時間がかかるので、最大10個までにしましょう。不要な写真、失敗写真は潔く削除します。

整理中に写真を加工する場合はこのタイミングで行います。

*西暦別に整理する方法もありますが、過去の写真を探すときに西暦が曖昧だと、探すのに時間がかかりお勧めできません。

次に、各フォルダを開いて、同じ構図の写真が複数あれば、見比べて1つに絞り込み、残りは削除します。
最期に、写真整理が完了したらDVDなど別のメディアへバックアップとして保存して終了です。DVDに保存しておけばDVDプレイヤーでパソコンやTVで再生できます。
但し、DVDプレイヤーで再生できるファイル形式を確認ください。

写真のアナログ版とデジタル版の写真整理

「アナログ版の写真整理」に従って整理した写真アルバムをデジタルデータへ変換し、デジタル版の写真データとドッキングさせます。
デジタルデータへ変換する場合、写真スキャナーを持っていなければと費用がかかります。写真プリントと同等の同じ仕上がりしたい、黄ばみや傷んだ写真を直したい、そのような場合はプロ用スキャニングサービスへ依頼します。

>>写真スキャニング詳細はコチラ

デジタルデータの変換が完了したら、デジタル版の写真データの保管フォルダへ移動し完了となります。

写真整理の集大成

手間をかけて整理したアナログ版写真アルバム、デジタル写真は、家族や孫に見せたいものです。
イチ押しの方法は、写真アルバムにします。お気に入りの写真だけを一定のページにまとめ、写真のコメントを入れ、高画質な仕上がりで、写真劣化を防止する加工の仕様がお勧めです。

3つのこだわりの高級仕上げ

プレミアムフォトヒストリーアルバム

すべての写真を伝える手段を取るのか、とっておきのものをまとめて伝えるか、悩ましいところです。アナログもデジタルも両方をまとめて整理していくには、デジタル化からアルバム化していくことが整理手段となります。
お勧めは、選別した写真での整理した一冊にまとめ、作ってみることだと考えています。目で観れるものは次世代にも残せる形のものです。